過去ログ

※各スケッチに付記している日付は、あくまでも目安です。あまり厳密なものではありませんので、ご了承ください。


ユーオプロス

2002年4月12日

カドゥさんの3DCG完成を受けて、描いたラフスケッチです。CG化に際して盛り込まれたAFV的ディテールを取り込みつつ、自分なりのアレンジを加えてみました。これで、全体的なプロポーションは決定です。ディテールに関しては、もう少しいじるつもりでいますけど。なお、背面のターレット上に105mm(?)砲塔を搭載し、対ゾイド戦における打撃力を高めています。これも数あるオプション兵装のひとつ。言うなれば、ユーオプロスファミリーの一バリエーションという訳です。だからといって、「ユーオプロス(EUOPLOS)」という名前も「Enhanced Universal Ordnance PLatform with Ogre-noid System」の略称だとするのは、ちと牽強付会が過ぎるかな…。


2002年2月11日

年が変わって、しばらくぶりのユーオプロケファルス(^^;
主に、脚部を中心にバランスを調整しています。このボディバランスは、カドゥさんが作成中の3DCGに準じています。というのも、現在、カドゥさんと私のコラボレーションで、このユーオプロケファルス型ゾイドのCG制作が進行中でして、2度ばかり画像のやり取りをしたんです。かなりイイ感じになりそうなので、お楽しみに!


11月18日

前回の線画から、更に各部の形状、及びバランスを見直したスケッチです。自分の中のイメージもかなり具体的になってきました。ああ、こんなゾイドが本当に欲しいなぁ。


11月4日

前回のスケッチをクリンナップしたのが、このイラストです。このユーオプロケファルス型ゾイドは、当初から共和国サイドのゾイドのつもりで描いてきたのですが、頭部は装甲ハッチであるため、それ以外の場所で共和国らしさを出さなくちゃいけないなと思ってきました。前回、そして今回のイラストでは、脚部にそれを求めています。ガンスナイパーの脚のデザインを参考にしつつ、自分なりのアレンジを加えて、帝国サイドには見えないようにしたつもりなんですけども、果たして?


10月29日

ユーオプロケファルス型ゾイドのネタに行き詰まり、新たなラインを見いだせず、しばらく手も止まっていました。そんな時、模型誌を何気なくめくっていたら、「ガサラキ」のタクティカルアーマーのガレージキットの記事が目に入りました。それを見て、これだ!って思いましたね。いや、ホントに(^^;
TAが持つ、現用兵器を未来へと押し進めたデザインラインに、何か突破口を見つけ出したような感覚を持ったわけなんです。で、描いてみたのが、このスケッチです。このスケッチでは、ほぼ全身のラインを全てアップデートしています。頭もそうだし、背面装甲の分割パターンもそうだし、脚もそうです。一部を変えると、それに応じて他の場所も変えなきゃいけない。そんな感じで、自分の中で急速にユーオプロケファルス型ゾイドのイメージが具体化してくるきっかけになったスケッチがこれなのです。


10月20日

そんなこんなで、よりモチーフに忠実に、と方向転換した結果がコレです。背中には、THEL(戦術高エネルギーレーザー)防空システムの発射機を搭載しています。何だか中途半端なラインなんですけど、これが次へ繋がる大事なステップでした…。


10月13日

下のスケッチと同時に公表したAFVタイプのユーオプロケファルス型ゾイドの図です。装甲形状は実在の装輪装甲車に近づけ、種々のオプション兵装を装備できるというのを表すために、色々と描いています。ロケットランチャーとか、対空機関砲とか、まぁ、色々です。このスケッチを描いている頃には、何となくAFV的方向性を追求することに行き詰まりを感じ始めていました。


10月13日

Lhuarさんから、「1枚目の方が無骨ぽくて好き」とのコメントをいただき、それならば!と初心に返って、モチーフであるユーオプロケファルスの形状になるべく忠実に行こうとしたもの。ユーオプロケファルスの資料を探して、どういう形をしているんだろうなぁと研究してみることに。すると、意外に平板ではないんですね。ユーオプロケファルスというのは。横にも縦にもガッチリした体格という印象で、「これはAFVじゃあないかもしれないな」と思いました。


10月10日

前回のスケッチを更に煮詰める方向で描いたものです。背中には多連装ロケットランチャーを装備しています。やっぱり、何か武器を積むとそれっぽく見えるもんですね。背面装甲にERA(イクスプローシブ・リアクティブ・アーマー/爆発反応装甲)を並べてみました。カドゥさんから、「装着するなら優先順位としてまず間違いなく被弾が集中する前面、側面の防御を固めてから懸念されるトップアタックに対して上面にも装着するもののようです」とのご指摘をいただいたんですが、私もそれはわかってたんですよ。でも、描く気力がなくなってしまって(^^; 意外に面倒くさいんですよね。ERAを並べるのって。やっぱ、最初に上から描き加えたのが間違ってたなぁ。武装以外では、脚のデザインを試行中であったりします。


10月9日

前回とは方向性を大きく転換し、AFV(装甲戦闘車輌)をイメージしたラインを追いかけてみました。スモークディスチャージャーとか、ペリスコープとか、それっぽいディテールを加えています。兵装は背中のターレット上に装備するという設定で、しかも目的に応じたオプションの換装が可能という……。実用的だか、そうでないんだか、よくわからないですね(^^;


10月8日

これはこれで気に入っているのですが、果たして曲竜っぽいかどうかは、皆様に判断していただくしかないですね(^^;
重装甲という意味で、ひとつの到達点ではあるかなと思ってはいます。背中の砲は、コアに直結した荷電粒子砲です。帝国のレッドホーンと同じような位置付けの要塞型ゾイドという設定なので、打撃力が欲しかったんですね。前肢の肩に相当する部位の装甲は、脚ではなく、胴体側に固定されています。そうすることで、少しでもボディ全体のボリュームを出そうとしているんですけど、如何せん、基本が箱組みなんで無駄なあがきに終わってます。


10月7日

いろいろと鉛筆を走らせているうちに、なぜかこんな形に…。箱組みを主体としたボディに、少しガンスナイパー&シャドーフォックスを意識した脚をくっつけています。曲竜類特有の背中の鋲みたいなディテールは、ブレードアンテナ状のパーツに置き換えています。徐々にコンセプトが変化しつつあるのも、このあたりですね。


最初期稿

2001年10月3日

ガンブラスター再販を受け、曲竜類型ゾイドを描いてみようと思いました。以前にガンブラスターに対する辛口コメントとかも読んだことあったんで、これを機に曲竜類ゾイドのひとつのアーキタイプを作り出せたらいいなぁ、なんて身の程知らずなことを思ってみたり…。一応、主力ゾイドに随伴して対空防御を行う「対空自走砲」的な戦闘ゾイドというイメージで描きました。