アンキロサウルス型ゾイド
Ankylosaurus-Type

アンキロサウルス型ゾイド

■機体説明

エウロペ大陸の軍事企業「AWS(Ariadne Wepon Systems)」によって開発された、陸戦用小型ゾイド。同大陸に生息する曲竜類型ゾイドをベースとして開発された機体で、クセが少なく、非常に扱いやすいゾイドに仕上がっている。ゾイドコアを含む機関動力系を後肢の間のスペースにコンパクトにまとめたことにより、胴体部分に十分なペイロードを確保。補給物資や、完全武装の兵士(4~6名)を輸送する能力を有する。また、背面の装甲パネルがモジュラー化されているのも、本機の特徴のひとつである。現在、複数種のアドオン装甲ユニットがオプション兵装として用意されており、任務に応じて換装し、装甲防御力を強化することができるようになっている。


――というわけで、アンキロサウルス型ゾイドです。以前に描いたユーオプロケファルス型ゾイドとは少し違い、歩兵戦闘車的なコンセプトに基づいています。前線へ向かう兵士を守り、安全に目的地まで運ぶということも重要だから、そのための戦闘ゾイドが必要になるに違いない……といったことは、あらかた形が出来上がってから思いついたんですけどね(^^;

私の場合、オリジナルゾイドの設定はいつも後から付いてきます。まずモチーフとなる生物の形をトレースしていくところから始めるんで、コンセプト云々はある程度形が見えてきてから、さてどうしたものか、という感じで考え始めることが殆どです。コンセプト先行に見える場合も、元になるデザインは既にラフスケッチという形で手元にあったりします。

以下、設定の補足です。

背中の火器は、パルスレーザーガンです。主に戦術防空に用いられますが、対地戦闘にも使えます。電力は、ゾイドコアから直接供給されるので、安定した出力での射撃が可能となっています。
また、同じく背中の装甲パネルは、軽合金を主体とする軽量装甲、チタンやセラミックを組み合わせた複合装甲、爆発反応装甲(リアクティブ・アーマー)、対ビームコーティングを施した特殊装甲、Eシールド発生システム……といったあたりを考えています。
尻尾の先端のふくらみは、センサーポッドのつもりです。この手のゾイドの場合、近接格闘戦に持ち込まれた時点で負け確定だと思ったので、武器としては設定しませんでした。