ゴッドカイザー
GODKEISER [Refine Type]

ゴッドカイザーRF

時に、ゾイド旧シリーズ終焉の原因を作ったA級戦犯の一人とも言われる、ゴッドカイザー。名前からして共和国軍ゾイドとしての属性から逸脱しまくった挙句、とてもゾイドとは思えない酷いデザイン。まぁ、確かに、これでは「戦犯」呼ばわりされても仕方ないよな〜、と思ってしまいますね。

同情するどころか、むしろ卓袱台をひっくり返したくなるくらいの駄作ぶり。送り手であるTOMYが「ゾイド」というものを履き違えた結果として、まぁ、何と申しますか、ゾイドらしからぬゾイドが生まれることになったんでしょう。俗に末期ゾイドと呼ばれるものの中には、いい加減なデザインが多いんで、絶対に再販して欲しくないと強く思っています。個人的に。

で、ゴッドカイザーですが、一応、コイツはティラノサウルス型なんですって。説明されないとわからないけどね。この辺は、ジェノザウラーとか、バーサークフューラーにも言えることなんですが…。ジェノやフューラーの場合は、頭が小さいからじゃないかと思います。ティラノサウルスって、でっかい頭(顎)がアイデンティティみたいなところがありますよね? 前肢が退化しているんで、その分だけ頭部が発達しているんだと思うんですが、その点でゴジュラス以上にティラノサウルスっぽい形状のゾイドってないと思います(ちなみに、ゴジュラスはティラノサウルス型ゾイドではない)。ゴジュラスの直立したスタイルは、「ジュラシックパーク」以降の恐竜観から行くと、かなり時代遅れですけど、前傾させれば完璧という感じです。

ところが、このゴッドカイザーに関しては、「頭が小さい」程度じゃ済まないくらい、ティラノサウルスというモチーフから遠い形をしているんで、もう弁護の余地がないんですね。なので、今回のリファインにあたっては、ゴッドカイザーがティラノサウルス型であるという設定はキッパリと忘れることにしました(^^;

というわけで、リファインしたのが上のイラストです。一応、元の形状を尊重しつつ、少しでもゾイドらしく見せようと無駄な努力をしています。先ず、メッキパーツで形作られていたディテールは捨てます。それから全体のラインを直線的にアレンジし、ゴムキャップを関節に相当する部位に配置します。武装のデザインも見直し、特に背中の三連キャノンビームをゴツめにアレンジすることで、ミリタリーっぽさが出せたらよいなぁと…。

これで少しはマシになったと思うのですが、火力支援と格闘戦の両方に対応しているような、どっちつかず感が出てしまい、そこが反省点ですね。いっそのこと、背中の砲は取り去って、ブースターか何かに換装して、高機動格闘戦ゾイドにしてしまったほうが、よいのかもしれません。もっとも、その前に名前を何とかしたほうがいい、という声も聞こえそうですが(苦笑)。



ILLUSTRATED BY SEIRAN-KAI.